デンマークの最北端の街Skagenに行ってきました！

こんにちは。

最近日が短くなり、仕事終わりに散歩に行くことも少なくなってきたので、スタジオを貸してもらって陶芸に勤しんでおります。

いい感じの作品ができたらここでも紹介したいと思います^^

さて、今日はこの前の休みに行ったデンマークの最北端Skagenについて。

徒歩で向かったデンマーク最北の地。

ここTolneから電車に揺られて一時間ほど行くと、デンマークの最北端のSkagenがあります。

ホストや他のボランティアの子達に「Skagenは絶対行った方がいい」と前から言われていて気になってはいたのですが、休みに限って天気が悪い日が続いていて、行けずに一ヶ月が過ぎてしまいました。

今回の休みも天気が悪かったのですが、一週間前に来たフランス人の女の子に誘われて、ついに行くことになりました！

私たちは、デンマークの最最最北端に行こうということで、Skagen駅からさらに北を目指すことに。

駅の近くでレンタルサイクルを探したのですが、見つからず仕方なく約4kmの道のりを徒歩で向かいました。

途中レンタルサイクルっぽい自転車を持ったカップルに出くわし、どこで借りたのか聞くと、Skagenよりもっと南の街で借りたとのこと。仕方なく歩き続けることに。

約4kmといっても、歩いたのは海岸沿い。ほぼ砂の上を歩いていたので、最先端までたどり着くのにのべ２時間。寒さも相まって、かなりきつかったです。。

ただその海岸には、色とりどりの石ころたちが転がっていて、道すがら気に入った石を見つけては拾って、いつの間にか相当な数の石がポケットに収まっていました笑

陶芸に使えないかと持ち帰ったのですが、ホストに聞いたところ石は釜焚きの際に割れてしまうとのこと。泣

そんなこんなで、長〜い道のりをフレンチガールと一緒に石ころ拾いをしながらお喋りしながら、写真を取り合いながら歩き通し、やっと最北端の灯台が近づいてきました。

しかし灯台を過ぎてみると、目の前にはさらに続く海岸線…！

先ほどのカップルにここでも出くわし、おそらく彼らはもうすでに最北端を見てきたのでしょう、「ここからまだあと１kmくらいだよ！」と一言。

私たちは絶望感に押しつぶされそうになりながら、さらに北を目指しました。

最北端へと向かう道中ですれ違う人はとてもにこやかで、皆さん「Hej!」（デンマーク語でこんにちは）と声をかけてくれました。

そんな人々の顔は、「頑張って！」「もう少しよ。」と応援してくれているような気がしてなんだか元気が出てきます。

同じ試練（？）に立ち向かう戦友のような不思議な感覚、なんなんでしょう。山登りと似ています。

Tolneに来るまで、デンマーク人に対して少しドライな印象を抱いていた私でしたが、日本と同じく田舎の人は温かいんですね。

そうして人々の笑顔に励まされながらようやく最先端にたどり着くことができました！

悪戦苦闘した甲斐あって感動もひとしお。記念に写真をぱしゃり。

ちなみに左が私なのですが、ジャンプして写真をとるなんて久しぶり過ぎて慣れてない感丸出しですね。笑

というわけで、無事デンマークの端っこに足跡を残すことができました！

デンマークの最北端は、波が双方向からぶつかり合い不思議な雰囲気。私たちもしばし波を眺めながら、そこに立っている実感を噛み締めていました。

そこにたどり着くまでですっかり疲れ切っていた私たちは、帰り道の途中にあるカフェにてひと休み。

遅めのランチを食べて家路に着きました。

余談ですが、Skagenにある家々は法律があるのかと思うほど黄色一色。

まぁこれはこれで可愛いですけどね、私はもうちょいカラフルでもいいのにな〜と思ったり。

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以上、Skagen探訪記でした。

寒さが大の苦手の私が最北の果てに足を踏み入れるなんて思ってもみませんでしたが、人々の温かさにも触れ、とてもいいショートトリップになりました^^