デンマークでお得に暮らす方法!暮らし上手なデンマーク人が愛用するGenbrugとは?

こんにちは。

ラップランドでの仕事がスタートしました。また仕事内容については改めて書こうと思いますが、色々書きたいことがたまりにたまっているので消化していきたいと思います。

一応デンマークのワーホリブログとしてやっていますので、たまには有益な情報をと思いまして、今日は「デンマークでお得に暮らす方法」をお届けいたします。

さて、デンマークでのワーホリをお考えの方やデンマークへの移住をお考えの方で、「デンマークは物価が高い」、「北欧家具は憧れるけど手が届かない・・・」などと色々と不安を抱えてる方は少なくないのではないでしょうか。

そんな方に超オススメしたい場所が、今日ご紹介するGenbrug(ギャンブル)なのです。

・・・・ギャ、ギャンブル?

え、それって危ない場所なんじゃ。。?

そう思ったあなた、正常です。

私がこのワードを初めて聞いたのは、Tolneで働いていた時でした。

「今日はギャンブルにソファーを引き取りに行くよ」

ホストファザーのグレゴリーさんが朝のミーティングでそう口にしたとき、私は「…え、この人ギャンブルやってるの? 4歳の子供がいるのに? てかソファーが景品のギャンブルってどんな?」などと頭の中が小さなパニックになったのを覚えています笑

ものを大事にする国民性が生んだGenbrug

IMG_8299

さて、前置きがかなり長くなりましたが、Genbrugとはデンマーク語で「リサイクル」という意味。

なので先ほどのグレゴリーさんの発言は、「リサイクルショップにソファーを取りに行く」ということだったんですね〜。いやー焦りました。

このGenbrug、デンマーク人の間では利用率がかなり高いらしく、家の中で何か必要になるとまずはGenbrugに行くという人も多いとか。

そしてデンマークではその数が尋常じゃなく多いのです。(私が住んでいたTolneは小さい田舎町でしたが、車で30分圏内に10個はありました。)

取り扱っている商品もかなり幅広く、家具やキッチン用品、洋服、子供用のおもちゃなど様々。

そして驚くべきはその価格の安さ

家具は北欧デザインの物だとしても一万円を超えるものは稀で、服にいたってはほとんどが1000円以下で売られているのです。

なので、「デンマークは物価が高いから、かさばるけど洋服はなるべく日本から持って行こう」とお考えのあなた、そんな必要はございません。

ワーホリなら一年間だけなので、安く手に入れてまたGenbrugに戻せば荷物の心配をする必要もありませんよね。

(そんな私はGenbrugの存在をしらずに結構な服を持ってきてしまい後悔しています。。)

ちなみに私が働いていたTolneのB&Bで使われている素敵な家具たちは、このGenbrugで購入したものがほとんどだそう。

Tolne インテリア Tolne インテリア

ご主人のグレゴリーさんによると、「家具に一万円以上かけたことはない」とのこと。

今の形に至るまで、いろいろなGenbrugを回って少しずつ集めたのだとか。

またGenbrugで購入したもの以外に、人から譲り受けたものも多いようで、私がここに滞在していた時にも、ご友人が椅子を持ってこられて「もう使わないから、ここに合うと思って」とプレゼントされていました。

デンマークでは、このように使わなくなったものを人に譲ったり、また家族で世代を超えて家具や食器を使う習慣が深く根付いているようなんです。

ものを大切に使う国民性、ものを循環させる仕組み、見習いたいところですね。(日本人にも少し通じるとこはありますかね^^;)

実際にGenbrugで買い物をしてみた

さてさて、そんな私もラップランドに移るということで、本格的な冬用の服を求めてGenbrug巡りをしてきました。

向かったのはTolneから一時間ほどのAalborgという都市。

Google mapで調べた限り10個ほどのGenbrugがあったので、一つ一つ自分の足で回ってきました。

aalborg genbrug map

結構都会ということもあり、規模が小さめのお店が多かったのと閉店しているお店もあったのは残念だったのですが、そんな中クオリティーが高かったのが赤十字団体が運営している「Røde kors genbrugsbutik」。

Røde kros genbrugsbutik

基本的に洋服を取り扱っているのですが、価格が安く質が高かったです。

ちなみに売り上げはチャリティーに使われるとのこと。

赤十字のGenbrugは国のいたるところに店を構えていて、Google mapで検索するとこんな。

Røde kros genbrugsbutik map

凄まじい量ですね。。(さらにクローズアップするともっとあります)

また青十字(?)の団体が運営する「Blå kors genbrug」も同じく品数が多く、クオリティも高めでした。(赤十字との関連性はよくわかりません。。)

そしてこの日の戦利品はこちら!(ベッドの上からお届けします)

Genbrug 戦利品

スノーブーツ:約1000円 裏起毛のタイツ2足と毛糸の靴下:約600円 スノーパンツ:約1500円

どうですか奥さん、このお値段…!

彼らは今ラップランドで絶賛活躍中でございます。(特にスノーブーツは本当に買ってよかった!)

後日、Tolne近くのGenbrugにて追加購入したものも紹介するとこんな感じ。

戦利品②

スノーパンツ:約800円 毛糸の靴下:約750円(靴下にしては高いけど可愛いからよし!)

いやー、ラップランドに移り住む前に良い買い物ができてよかったです。

*****

さて、Genbrugをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ものを大切に使い、使わなくなったら別の誰かに使ってもらう。

私が賭博と勘違いしたギャンブルは、「ものを循環させる」という考え方から生まれたリサイクルショップなのでした。

デンマークにこれから住まれる方も観光でお越しの方も、ぜひ利用してみてください^^

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