【北欧旅行:スウェーデン編②】魔女の宅急便のモデルになったゴットランド島へ。(観光)

前回(行き方編)に引き続き、ゴットランド島についてです。今回は観光編。

キキが暮らした街のように、海が見えるとても可愛らしい街並みだったので、写真満載でお送りしたいと思います^^

ヴィスビーの可愛らしい街を散策

ゴットランド島はスウェーデン最大の島で1日で島内を回るのは難しいのですが、今回は日帰りのため中心都市のヴィスビー(Visby)のみを観光しました。

何を隠そう、このヴィスビーが「魔女の宅急便」でキキが暮らした街のモデルの一つと言われているのです。

ズッチャカズッチャカ…と心の中で「ルージュの伝言」を歌いながら、港からヴィスビーの街に向かっていきます。

街に入ると可愛らしい建物がずらり。

ヴィスビー

石畳の道路も、「魔女の宅急便」を彷彿とさせますよね。

建物ごとに壁の色や窓の形が違っていて、こういう不揃いの感じが乙女心をくすぐります。

よく見るとわずかに傾いている家もあったりして、ジブリっぽいなーとニヤニヤしてしまいました。

観光案内所で地図もゲットできるのですが、私はあてもなく思うがままに街をうろうろ。

ふと入った小さな路地に綺麗な花が咲いていたり、可愛らしいカフェに出くわしたり。。小さい街なので、こういった楽しみ方ができるのがいいですよね。というかヴィスビーはこういう歩き方が正解な気がします。

ヴィスビー

この小さなトンネルとか、キキが箒に乗ってすいーっと飛んできそうですよね!(鼻息あらめ)

歩いていると、何人か日本人の方に出くわしました。「魔女の宅急便、ですよね!」と話しかけると、「そうそう!」なんてひとしきり盛り上がり、宮崎駿の偉大さを再確認。

「バラの都」と称される、花であふれた街

ヴィスビーは、別名「バラの都」とも呼ばれています。

確かに家の軒先にバラが植えられているのがよく目にとまりました。

ヴィスビー ヴィスビー

可愛らしい街並みを、バラがより一層華やかに見せているような気がします。

バラに限らず、街中には綺麗な花がいっぱい。

ヴィスビー ヴィスビー

カフェやお店の入り口には必ずと言っていいほどお花が飾られていて、綺麗なお花に引き寄せられるようにお店に入ることも。お花が「こっちに来て」と言わんばかりに静かに主張してくるのです。

「海の見える街」

キキが魔女の修行をする街を選ぶときに、「海の見える街がいい」と言っていたのがとても印象的で、海の見える街に住むのはどんなに気持ちの良いものだろう、行く前から想像を膨らませていました。

脳内BGMは、もちろん「魔女の宅急便」より「海の見える街」。

街の高台まで登ると、赤い屋根たちの向こうに海が。

海の見える街

海からの風が心地よく、とてもリラックスした気分になって、キキの気持ちが少し分かったような気がしていました。

階段の下から「おーい、まじょこさーん」と自転車に乗ったトンボが現れてきそうな幻想さえ抱かせるこの風景。この風景に出会えただけで、「あー、来てよかったなー」と思ってしまうから不思議です。

また海沿いの道を歩くのもとても気持ち良く、夕方ごろに一人でのんびりお散歩してきました。

海沿いの道

ベンチに座って海を眺めている老夫婦を見ながら、「将来は海の見える街に住むのもありだなー」と思いました。時間を忘れてぼーっとできる場所が近くにあるって素敵なことですよね。

帰りのフェリーが深夜だったため、夜の海も楽しめました。下の写真は一見明るいですが、夜10時ぐらい。

夜の海

ほぼ半分ぐらいは海を眺めて終わった今回のヴィスビーの旅。ヴィスビーは本当に小さな街なので、じっくり見て回っても半日くらいで見尽くしてしまいます。

ちなみに補足しておくと、ヴィスビーは世界遺産に登録されている歴史的にも有名な場所。

街のいたるところに教会の廃墟や遺跡があったり、街の周りには城壁が立っていたりと中世の歴史的背景も垣間見ることができます。

城壁

実は「魔女の宅急便」にも目をこらすと城壁が描かれているんですよ〜

ゴットランドの歴史に興味がある方は歴史博物館がヴィスビーにあるので、そちらにも立ち寄ってみてください。

*****

さてさて、いかがでしたでしょうか?

ゴットランド島の魅力がすこしでも伝われば幸いです。

私は日帰りだったのでヴィスビーのみの観光でしたが、時間に余裕のある方や車をお持ちの方なんかは、ゴットランド島の違うエリアも行ってみるとより楽しめると思います!

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