こんにちは。
ここBornholmは昨日まで強風のストームにみまわれていましたが、やっと晴れ間が見えてきました。
さてそんな今日は、最初に書いて以来だいぶ放置気味だった【コペン観光】シリーズ第2弾をお届けします!
前回はど定番のニューハウンとチボリ公園を紹介しましたが、今回は私の一番のおすすめである王立図書館を紹介したいと思います。
友達がデンマークに遊びに来てくれた時には、必ず連れて行っていたぐらい気に入っている場所なので、少し前のめり気味にお送りいたします!
一番上までのぼって見てほしい、空間を贅沢に使ったデザイン
運河沿いにそびえ立つ黒いガラス張りが印象的な王立図書館。
通称、ブラックダイヤモンドと言われるその出で立ちは、奇抜な建築がひしめき合う運河沿いでも、ひときわ目立った存在です。
運河に面する建物正面のスペースには椅子が並べられていて、人々の憩いの場となっています。夏の初めの天気が良かったこの日には、食事をしたり読書をしたりする人々で賑わっていました。
私も観光途中に少し座って休憩しましたが、この背もたれの角度が絶妙で本当に気持ちの良い場所なんです。
さて、少し休憩したところで早速中に入っていきます。
中に入ると、黒く四角い外観とは打って変わって、美しい曲線が両脇に広がるとても開放的な空間が。
中央には光をいっぱいに取り込む巨大ガラス。目の前には運河が広がっていて、とても図書館にいるとは思えません。
学習スペースは天井がとても高く正面がガラス張りになっているので、図書館特有の本に囲まれた閉鎖感のようなものを一切感じさせない空間です。
こんなにオープンだと気が散ってしまいそうな気もしますが、逆にそれがいい緊張感になって勉強がはかどるような気もしますよね!
そしてここに来たら是非見ていただきたいのが、最上階の8階からの光景。
何回も来ていたのに最近まで知らなかったのですが、エレベーターまたは階段で最上階に行くことができます。その最上階の廊下から見下ろす光景がとても美しいのです。
それがこちら。
美しい。。かっこいい。。!
写真じゃあまり表現できていないかもしれませんが、見下ろした時に「うわー!」と感動したのを覚えています。
上に行くにつれて広がるように設計されていて、下から見上げた時とはまた違った美しさが。アシンメトリーな感じもそれぞれのラインが際立っていて面白いですよね。
是非王立図書館に来たら上までのぼってこの景色を見ていただきたいです。(何様!笑)
落ち着いたクラシックスタイルに惚れる、旧図書館
実はブラックダイヤモンドと呼ばれるガラス張りの建物は、”新”王立図書館。中央のエスカレーターを上がって進むと、旧王立図書館につながっています。
新図書館も十分すぎるほど素敵なんですが、より私がおすすめしたいのは旧図書館の方。
旧図書館に足を踏み入れると、そこはまるでタイムスリップしたかのように新図書館とは全く異なったクラシカルな空間です。
落ち着いた白色の壁とアーチ状の天井。本棚は程よく重厚感があり、天井のライトはコロンとかわいい。壁に記されている文字のフォントに至るまでとても洗練されている印象です。
読書室とは別で各所に机が置いてあり、学生さんたちがグループワークをしていたり話し合いをしていたり。コーヒーマシーンなども置いてあって、日本の図書館に比べて結構自由な雰囲気です。
しかしひとたび読書室のドアを開けると、静かで厳粛な空気が。
※読書室は写真撮影禁止です。これはドアの外から撮りました笑
装飾も一層豪華になり、なにより机に取り付けられたグリーンのライトが時代を感じさせ、うっとりしてしまいます。こういう場所で勉強するの憧れますよね〜!
さて、館内を見学した後は庭園にも行ってみてください。
緑に囲まれた敷地内では、ピクニックをしてる人なんかもいて、都会なのにとてもゆったりした空気が流れています。勉強の合間の息抜きにぴったりな場所ですよね。
夏にはなぜかセグウェイに乗ってる人によく遭遇しました笑
*王立図書館* 住所:Søren Kierkegaards Plads 1, Copenhagen 電話:+45 33 47 47 47 営業時間:月〜土 8:00-22:00(夏季8:00〜19:00)/日 定休日 アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩20分、または66番のバスに乗って「Det Kongelige Bibliotek」下車。運河を走る水上バスでも行けます。
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さて王立図書館の紹介でした。とってもおすすめなのでご旅行の際は是非予定に組み込んでいただきたいです。(何様!←2回目)
ブラックダイヤモンド側から入館して、タイムスリップ感を味わってみてください^^