久しぶりの投稿です。
この週末は学校のあるHelsingørの街を一人で散策してきました。
以前イースター中に学校のみんなで行きましたが、時間があまりなかったので、今回は一人のんびりと。
ほとんどのお店が閉まっていたイースターの時期に比べて、街は人で賑わっていました。
オープンテラスでまったりする人々
この日は天気もよく暖かかったので、オープンテラスで食事を楽しみながらお喋りしている風景が、街のいたるところで目につきました。
冬が長くて厳しいデンマークでは、春や夏にこうして外で食事をすることが人々の楽しみになっているようです。
日本ではあまり見かけないというか、オープンテラスがあるレストランやカフェって多くはないですよね。
Helsingørの飲食店のほとんどがお店の外に飲食スペースを設けていることに少し驚きました。
北欧人はアイスが大好き
また、外でアイスクリームを食べている人が結構いたことにも驚き。
暖かいといっても、最高気温15℃程度。私には外でアイスを食べるにはまだまだ寒い気温です。。
よくよく調べてみると、北欧の人はアイスクリームが大好きらしい。
日本アイスクリーム協会の2012年度「世界各国の一人当たりのアイス消費量」の調査によると、3位フィンランド、7位ノルウェー、8位スウェーデン、13位デンマークと、北欧各国が上位に並んでいます。
アイスクリームが寒い北欧で愛されているなんて驚きですね。
ちなみにハーゲンダッツの「ハーゲン」はコペンハーゲンからきているようです。創業者がアイスクリームといえばデンマークというイメージを持っていたからだとか。
新しい文化の発信元、Culture Yard
街をふらふらした後は、気になっていたあの場所へ。
以前の記事で「図書館」と紹介したこの建物、実は「Culture Yard」という施設でした。
建物の大部分は図書館ですが、その他に展示場や博物館、音楽ホールなどが入っていて、新しい文化を発信するために2010年に建てられたものだそうです。
音楽ライブや展示会、ワークショップなどが毎日のように開催されています。
この日は図書館だけぐるーっと見てきたので、内部の様子を紹介します。
4階建になっていて、
1階:FOYER(ロビー) 2階:BØRN(子供) 3階:FIKTION:(フィクション) 4階:FAKTA(事実)
というように階ごとでテーマが分かれています。
※ちなみにデンマークでは、1階を0階(Ground Floor)と数えます。
1階:開放感あふれるロビー
ロビーは受付と何台かMacが置いてあるだけのかなり開放的なスペース。
(まずMacが置いてある時点で日本とは違いますね。)
Helsingørの街の地図やイベント系のパンフレットなども置いてあります。
また1階にはカフェも併設されていて、コーヒーを飲みながら読書なんてこともできちゃいます。
2階:遊び心が満載のお子様用フロア
2階は、遊具や絵本などが並ぶお子様用のフロア。
大人の私でもわくわくするくらいカラフルで、子供が楽しめる要素がいっぱい。
もちろん、お父さんお母さんが休めるスペースもあり、子育てに優しいデンマークの様子が垣間見れます。
キッズたちが普通にパソコンを使えることにちょっと衝撃。。
3階:多様な文化に触れられる、フィクションフロア
このフロアでは、映画、音楽、ゲームなど、さまざまな「創作されたもの」に触れることができます。
リラックスして音楽を楽しめるスペースや北欧デザインに囲まれて読書ができるスペースなど、創作意欲をくすぐられるような要素がつまっていました。
4階:アカデミックな書物が揃うFAKTAフロア
デンマーク語でFaktaは「事実、現実」を表す言葉。
このフロアには、事実に基づく学問に関する書物がずらりと並んでいました。
歴史や科学、生物学などなど。私には縁遠いテーマばかりですが、4フロアの中で一番すっきりとしたこのフロアは、いつまでもいたいと思わせる空間です。
最後に
さてさて、たらたらと書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
オープンテラスでくつろぐ人々にデンマークの春を感じ、北欧らしい素敵な図書館に魅せられた週末でした。
あまり大きくない街ですが、可愛らしいカフェや小さいお店が結構あるので、学校にいる間にまたぶらぶらしに行こうと思います!
コメント
勉強になるブログだね~。これからも頑張って更新してね。
前田さん
いつもコメントくださってありがとうございます!
これからも頑張ります〜。
読書スペースがオシャレ…!
ほんとなにもかもオシャレよ、ここ